Nikki Matsumoto Official Website
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Nikki Matsumoto : 18歳であった1981年の秋、アメリカに留学をする。カリフォルニア州立大学ロサンジェルス校に入学した10月の第一週、キャンパスでデモを行っていたアラブ人に遭遇した。話しかけるとエジプト・サダト大統領の暗殺に対する抗議だと言う。その日から私は中東情勢に興味を持つようになった。そしてジャーナリストになりたい、という願望も持つようになり、国際政治の本を読み漁った。 しかし親からの仕送りもなくなり、大学を中退した私は世界に現状を訴える手段としてジャーナリストではなく、ミュージシャンとして、世界の真実・状況を歌にする手段を選択した。 それから長い年月が経った。1996年、LAの音楽シーンの衰退を見て、日本への帰国を決断した。一時はホームレスになるなど苦労を重ねたが、一人で資金ゼロという状況から起業し、全ては好転し始めた。そして音楽活動も活発になってきた。 中東、特にパレスチナ問題に大きな関心がある。何故かというとそこにアメリカを中心とした世界の構図が存在しているからである。2012年から8回に渡り、中東、特にパレスチナを訪問し、演奏活動、そして平和活動を行ってきた 2013年、パレスチナ大統領と面会、パレスチナの為に音楽を作ると約束をした。そして2014年、パレスチナに捧げるアルバム”Palestine On My Mind”を発表する。 その後もパレスチナに毎年渡り、平和を訴えた。しかし結果は出なかった。今も世界は戦火にまみれている・・・・。 |